昨日は、これからサンドブラストをはじめるというご夫婦さんの制作・技術研修の第1日目でした。
デザイン原稿の作成から商品が出来上がるまでの一通りの流れを経験していただきました。
いつもやっているサンドブラストの体験とは違い奥の深い研修をやりました。
16日と20日はサンドブラストの体験の予定が入っています。
さて今日のお話は、埼玉県飯能市にある曹洞宗福王山正覚寺になります。
うるさいほどにセミが鳴く屋外とは違って、本堂は静寂につつまれ手います。
流れ落ちる汗もそのままに、そこで座禅を組む老若男女がいます。
「無」になれる時間を得ようと集まった人たちです。
お寺に泊まって座禅を組み、読経や写経、作務を体験するのです。
入浴や食事の作法も学びます。
この「宿坊座禅」を正覚寺が始めたのは20年前だそうです。
ここにきて、参加希望者が急速に増えているのです。
料金は1泊2日で6500円です。
年に1000人以上が参加し、夏休み中は3カ月前には予約が必要だといいます。
同じ規格の商品を大量生産して売りさばくという時代は終わり、個々の消費者に対して、必要な商品を届ける時代になってきているのです。
そして、さらに、消費者は、モノではなく、ココロにお金と時間を使うようになってきているようです。
今回、日経新聞で紹介された「宿坊座禅」は、まさにその流れといえます。
利用者のニーズは、「気分の一新」であったり「心のトレーニング」
であったりと、モノを手に入れるという欲求ではありません。
自己を顧みたり強くしたりという欲求に対して、対価を支払うというものです。
また、寺院や神社がパワースポットとして人気を集めるようになってきました。
同時に、写経会・写仏会などの人気も向上しており、関連書籍が売れているのだそうです。
時代に残されていたような寺院や神社が、人の欲求がモノからココロに移り変わってきた事で、息を吹き返そうとしているようです。
同時に取り上げられたノイズキャンセリングヘッドホンも、
http://www.iw-jp.com/am.php?id=B00160H4K2
モノが欲しいと言うよりは、静寂な心を取り戻したいという欲求が強く感じられます。
ある意味、この商品は、静寂なココロを売っている商品とも言えそうです。
また、現在、ココロと同時にニーズが高いのは、”健康”です。
健康保険や年金に不安が高まってきている昨今、健康管理の重要性が
認識されてきていると言えると思います。
また、同時に、自分の健康への投資が、最も効率的・効果的な投資で
あると考える人が増えてきたように思います。
以前のように健康保険で医療費自己負担が1割の時であれば、病気に
なった時に医者にかかった方が費用的にも安価で住んだ可能性があります。
しかし、現在のように3割負担になると、単純に見ても以前の3倍の負担になっています。
その結果、自費を使ってでも病気になる前に予防した方が、経済的で
あるということが認知されてきているのです。
モノの購入よりも、ココロとカラダへお金と時間を投資する時代に移ってきています。
今、このニーズの変化への対応が企業に求められています。
今日の写真は”家紋彫刻”です。
茨城県内のお住まいの女性の方からお電話をいただきました。
「仏壇の鏡台においてあった家紋が入ったガラスが割れたので同じサイズで作って欲しい。」という内容でした。
サイズを聞いて、71cm×39cmで厚さが5mmのガラスだそうで近くのガラス屋さんに見積もりを依頼しました。
早速お客様に彫刻代金を含めた価格を連絡しました。
そうしたら「家紋の入った瀬戸の花瓶も一緒に作って欲しいのですが、、、」とのことで、手を合わせて南無南無でおなじみの仏壇屋さんに行ってお客様の希望のサイズに近いものがあったのでその場でお客様に連絡をし了解をいただき制作をさせていただきました。
お盆に間に合わせたいということで期間が短かったのですが、お客様の希望のものが出来上がり先日納品しました。
商品が届いた日にお電話をいただき、大変お喜びいただきました。
何年か前にお亡くなりになったご主人様の遺言で”仏壇にかかる金は惜しむな”といわれたそうでたいそう立派な仏壇だそうです。
家紋は「丸に揚羽蝶」になります。
ガラスエッチング工房「悠工房GERU」→ http://www.geru.jp/

